やまてつBLOG

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そのムズムズ・もしかしたら水虫かも?

最近女性の間で水虫が急増していると言われていますが、男性はもちろん注意しなければなりません。

特に靴を履いている時間が長く汗の多い男性は、より水虫の発生が多いと言われています。

水虫は家族にも迷惑を掛けてしまうので早めの治療が大切です。

ムズムズしたらまずチェックしてみましょう。

 

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水虫について

水虫はカビが原因

水虫は虫が皮膚に入り込むなんて思っているかも知れません。
しかし実は虫でも細菌でもなく、カビの一種の白癬(はくせん)が原因です。

足に住み着いた白癬が、どこかに付いて、それをまた誰かの足がキャッチしてしまうといった具合に感染します。
ただし電車の吊り輪やドアノブなど、手から手へと移る場合もあります。

 

白癬の感染について

白癬はカビなのでもちろん高温多湿を好み、ジメッとしたところにしか生存出来ません。
そのため感染経路というと、やはり水虫の人が裸足で歩いたところや、スリッパなどが一番多いと言われています。

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例えば病院などのスリッパ、ジム、温泉、プール、座敷タイプの飲食店、サウナなどいろいろ。
特に最近は温泉ブームでスーパー銭湯などでは、みんな絨毯(じゅうたん)の上を裸足で歩きますよね。

しかしこのような感染経路を意識すると、普通の生活さえ出来なくなります。
病院に行ってもスリッパを履く前に、きれいに消毒液で拭かなければなりません。

このような毎日を送ることは不可能です。
しかしこの白癬というカビは、皮膚が健康な人であれば感染しても24時間以内ならほとんど死滅するので、1日の最後にお風呂で足をしっかりと洗えば感染の心配はありません。

ただし傷があったり、肌を守る角質がボロボロになってしまっているようなときには注意が必要です。
そのため傷は早くしっかり治すようにし、角質がボロボロの場合はクリームなどで保湿を高め角質を整えるようにしましょう。

 

水虫の種類

水虫の種類による症状を知っておくと、自分は水虫かも知れないと気付きやすく、すぐに病院に行って治療ができます。
水虫はうつるため、放っておくと家族などへの感染も注意しなければなりません。

そのまま放置しておくと爪がゴワゴワに厚くなり、変色してボロボロになって剥がれてしまう爪水虫に移行することもあり完治することも難しくなります。

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このようにならないためにも、早めの治療はとても大切なのです。

 

趾間(しかん)型……一般的に一番多い水虫のタイプです

足の指の間に出来やすく、強い痒みを感じることも多く、皮が柔らかくふやけボロボロと剥ける場合も。
また、患部が白っぽくなることもあります。

 

小水疱(しょうすいほう)型……特に足の裏や側面に発生しやすいタイプで、最初はぽつぽつと水疱がいくつも出来、だんだん奥の方で痒みを感じます。

そのまま掻いたりすると水疱が破れますが、水疱が潰れると痒みは一応おさまります。
しかし、このようなことが度重なると、水疱が潰れても強い痒みが続くことも。
また水疱はときには大きく一つ出来る場合もあります。

 

角質増殖型……角質が厚くなっている足の裏に発症することが多く、足の裏がヒビ割れたりします。
痒みもありますが、特にヒビ割れの痛みの方が強いことが多いようです。

 

水虫の予防について

足を洗う

水虫の治療は、もちろん予防がとても重要になります。
とはいっても神経質になる必要がないのは、上でもご紹介したとおり感染には24時間の有余があるからです。

そのため1日の汚れは、必ずその日のうちに洗い流すという気持ちを忘れないようにしましょう。
特にどんなに疲れていても、足を洗ってから布団に入ることを心掛けたいものです。

また足を洗う石鹸はやはり洗浄力が高く、殺菌力の高いものを選ぶようにしましょう。

 

靴にも配慮を

靴も重要な感染路となります。
靴の中は適度な白癬にとって住みやすい湿気、温度や、十分な餌が揃っているため、まるで白癬の天国のようなもの。

そのため靴の中はいつも清潔にしておきましょう。

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例えば1回履いた靴は、2~3日は日陰干しをし、必ず靴下を履くなどの対策で、だいぶ靴の中の白癬を減らすことができます。
白癬に感染しやすいところに行かない日であっても、靴の中には白癬がたくさんいると自覚しておきましょう。

 

水虫のセルフチェック

・足の指の間が痒く皮が剥ける

・ときどきムズムズと足の裏や足の側面が痒くなる

・足に水疱ができて痒くなる(水疱は1つの場合と多数の場合があります)

・踵の側面がムズ痒くなる

・足の裏の痒みを感じるがその場所が特定できない

・足の裏がザラザラしてヒビ割れがある

・足の指の間がじゅくじゅくする

以上のような症状を感じたら、早めに病院で診察してもらいましょう。
早い治療をするほど早く完治することができます。

 

まとめ

ここで一番お伝えしたいことは、水虫は決して怖がることのない疾患であること。

しかし家族にも移す可能性があり、放っておくと恐ろしい疾患にもなりうること。

このようなことから早めの治療が大切であり、もしかしたら水虫かも知れないという目でセルフチェックを行って欲しいと思います。