風邪は万病の元!風邪を早く治す方法
風邪を引いてしまった時、ほとんどの人は早く治そうと努力します。
しかし、なかなか思うように早く治すことができない人は多いようです。
風邪を引いてしまうと、その時の生活習慣により悪化してしまうこともあります。
そうなると、ますます辛くなります。
そんなことが起こらないように、風邪を早く治す方法を説明していきます。
風邪を早く治す方法とは
風邪を確実に、すぐに治す魔法のような方法はありませんが、少しでも早く治す方法はあります。
それを説明していきます。
栄養をしっかりと摂る
人間生きる上で食事をすることは基本になります。
そして、風邪を引いている時もしっかりと栄養を摂ることは大切です。
なるべく消化に良い物を食べましょう。
しかし、ただ食べればいいというものでもなく、タンパク質やビタミンやミネラルなどバランスよく摂ることが重要です。
けれど、無理に食べるのは止めましょう。
胃に負担がかかるので、それが吐き気や嘔吐に繋がる可能性があります。
そして、数年前まではビタミンCは風邪に良いと言われてきましたが、最近では、ビタミンCは風邪には効かないと言われています。
それでもビタミンCは体に良いことは確かなので、ビタミンCも摂るようにすると良いでしょう。
そして、栄養だけでなく水分もちゃんと補給することも大切です。
風邪を引くと熱が出て、汗が出やすくなります。
そのため、水分補給しないと脱水症状になる恐れもあるので、水分はこまめにしっかりと補給しましょう。
なるべく冷たい飲み物は避けて、体の温まる飲み物をオススメします。
ここで注意することがあります。
それは、カフェインが含まれているコーヒーなどは飲まないようにしましょう。
カフェインは利尿作用があるので、脱水症状を促進させてしまいます。
したがって、常温のスポーツドリンクを薄めたものを飲むこともオススメします。
質の良い睡眠をしっかりとる
質の良い睡眠をしっかりととって、体力を回復させて、ウイルスを退治することも必要です。
眠ることによって免疫力も上がりますので、風邪が早く治りやすくなります。
そのため、風邪を引いたらしっかり眠るようにしましょう。
これは風邪を引いていなくても同じことが言えます。
普段あまり寝ていないと免疫力が落ちますので、風邪を引きやすくなります。
したがって、風邪を引いていない場合も眠ることは大切です。
また、寝つきをよくするためにも、眠る前にスマートフォンやパソコンなどをするのは止めましょう。
これらの機械は画面から強い光を発しているので、その光を目が吸収することによって寝つきが悪くなります。
そして、部屋が乾燥している場合は加湿すると良いでしょう。
それと、眠る前にも水分補給は忘れずにしましょう。
体を温める
体を温めることは風邪のウイルスを退治することに繋がります。
体が冷えると風邪のウイルスが元気になり、風邪が悪化する可能性が高くなります。
そのため、暖かい格好をしたり、暖かい食べ物や飲み物をとるように心がけましょう。
しかし、眠る時に厚着をしたり、布団を何枚も重ねてしまうと、熱が上がり過ぎてしまい体にかなりの負担がかかってしまいます。
そのため眠る時は、汗で体を冷やさないために薄着にして、毛布や湯たんぽで温かさを調整しましょう。
また、熱がある時に氷枕やアイスノンなどを使用して頭を冷やしたりする方がいますが、そのことは熱を下げる効果がほとんどありません。
寒く感じている時に頭を冷やしてしまうと、逆に体を冷やし過ぎてしまいます。
冷やす場合は頭ではなく、首の左側と右側の動脈と脇の下の動脈、右足と左足の付け根の動脈を冷やすと熱を下げる効果があります。
うがいと手洗い
うがいと手洗いは、きちんとやるようにしましょう。
これは風邪を引いていない時も同じです。
うがいや手洗いは、風邪のウイルスが体内に入るのを防ぎます。
そのため、会社や学校に行った時や家に帰った時は、うがい手洗いはきちんとやりましょう。
手はハンドソープで念入りに洗いましょう。
また、お茶でうがいをすると、風邪のウイルスが体内に入るのを防止する効果が高まります。
それは、お茶に含まれているカテキンという成分には殺菌作用があるからです。
風邪薬
風邪薬は、風邪の症状を抑えてくれるので、風邪薬を飲むと体が楽になります。
しかし、風邪の症状は抑えてくれますが、風邪を治してはくれません。
風邪薬を飲むと体が楽になるので無理をしてしまうことがありますが、そのことは風邪を悪化させてしまいます。
また、風邪の症状の咳や熱や鼻水などは、病原菌を体から出そうとして起こる症状なので、それを薬で抑えてしまうと、風邪がなかなか治らないこともあります。
これらのことにより、風邪薬に頼るのは少しオススメできませんが、風邪で体があまりにも辛い場合は風邪薬を飲みましょう。
まとめ
現在の風邪を治す方法は、昔と比べると少し違ってきています。
それは、医療などが進歩してきて、色々分かってきたためです。
例えば、昔は風邪を引いている時にお風呂に入ってはダメと言われていましたが、現在では風邪を引いている時でもお風呂に入っても問題ないと言われています。
昔はお風呂から上がったところが寒かったため、着替えている時に冷えてしまい、風邪が悪化したことからそのように言われています。
しかし現在の脱衣所は暖かくすることができるので、お風呂に入っても問題ありません。
このように、風邪を治す方法は変わってきていますが、安静にして体を温めて栄養を摂ることは昔と変わりません。