蚊に刺されにくくする方法
嫌ですよね。蚊。正直ちょっとくらい血を分けてあげるだけだったら、「どーぞ、おすそ分け」と言った感じなのですが、どうして痒くするのでしょう。
痛いのも嫌ですが。
よほどの激痛でもないくらい、痛みは慣れてきて収まってきますが、痒いのって我慢できない!
しかも、蚊で嫌なのが、夜中とかに耳元にブーンという音。
あれで起こされた日には発狂しそうになりますよね。
蚊といえば、やはり「夏」のイメージですが、残暑となっている8月下旬から9月のほうが蚊に刺されるイメージある人いませんか?
8月の猛暑の頃は、さすがに熱中症も怖いし、外出をあまりしてなかったのももちろんありますが、蚊って気温が30度を超えると動きが鈍くなり、一説では35度を超えると、ほとんど動かず、葉っぱの裏とかに待機しているらしいのです。
毎年、熱中症でバタバタと倒れている人間より蚊のほうが賢いのでは?と思ってしまうほどですが、そのため、酷暑の真夏よりやや暑さも 和らいできている残暑の頃がまさに冬眠ならぬ夏眠から覚めて、活動が活発になる頃合いなのです。
なんでも30度以上で動きが鈍くなる蚊、26度〜29度!つまり、残暑の8月下旬から9月は蚊にとっても活動のピークというわけです。
人間を殺している生物ランキングでは、なんと蚊は第1位。
年間、全世界でですが、約72500人も殺されているのです。
ただ単に痒いだけなら、まだ我慢もできるものですが、数年前に日本でも恐れられたデング熱や、(さすがに日本では大丈夫だも思いますが)マラリアなどの感染症にかかるリスクもゼロではないから、やっぱり蚊には刺されないに越したことはないですよね。
それでは、蚊に刺されないようにする方法は何かないものでしょうか。
日本人では、O型の血液型の人がA型の人より、2倍蚊に刺されやすいなんてデータもありますが、血液型を蚊に刺されないために変更なんてできるわけないし、他の対策を考えてみましょう。
まずは、服装です。
黒やグレーなどダーク系の服のほうが蚊が寄ってきやすいというデータがあります。
まだまだ暑いですし、服装も涼しげな白など薄いカラーのものを着用すると良いそうです。
続いては汗っかきはNG。
なんでも汗が蚊を誘引する効果があるとか。
それでも汗っかきはどうしようもないので、小まめにボディペーパーやタオルで汗は拭き取りたいですね。
3つ目が、最近流行りのハンディ扇風機の使用です。
扇風機の風で、蚊は上手く飛ぶことができず、人の肌までたどり着けなくなるのです。首かけタイプもあり、それだったら両手を使えて不便にならないです。
4つ目が、ビールの飲食後は危険ということです。
ビールを飲むことで、息に二酸化炭素が増え、その二酸化炭素が蚊を吸い寄せてしまっているのです。
キンキンに冷えたビールで一杯ひっかけてから、夜ジョギングしている人もいるでしょうが、蚊の格好の餌食になっていますよ。
最後は市販の虫除けスプレーです。
当たり前とも言えますが最も効果的ではあります。
ただ、ディートなどの化学物質を主成分にしているものも多く、肌の弱い人はかぶれてしまったり、あまり子どもには使いたくない人も多いでしょう。
そのような人は、ちょっとベタついてしまいますが、オレンジなど柑橘系の皮や、シトロネラ、ゼラニウム、ラベンダー、ミントなどの、アロマオイルも効果あるらしいのでお試しください。
また、以前テレビ番組で、足の常在菌が多ければ多いほど蚊に刺されやすいため、除菌シートで足を小まめに拭くだけでも効果があったと口コミがあるほどです。
足の常在菌は、高校生が自分より妹のほうが蚊に刺されやすいところから着眼して見出したもの。
研究が進めば、数年後全く蚊に刺されないようになる靴下とか発明されるかもしれませんね。