やまてつBLOG

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やる気が出ない、何とかしたい無気力! 3つの原因と対策

最近なんだか何をするのも無気力、やる気が出ない。
そんなふうに感じるようになったら、一度立ち止まって自分を見つめ直してみましょう。

やる気が出なくなる原因と対策を探ってみませんか。

 

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「やる気が出ない」「無気力」の原因

 「拒否」と「やる気」「気力」

「拒否」されると、誰でもいい気持ちはしません。
しかし社会では「拒否」されることがとても多く、不満を表したり抗議もできないことばかり。


子どもは何でもかんでも「拒否」されると無気力になってしまうと言われていますが、それと同じように大人も「拒否」が続くとやる気がなくなります。
「どうせ何を言っても自分の希望は通らない」というスイッチが入ってしまうからです。


例えば30代、40代の男性の場合、職場ではある程度能力が認められるようになる反面、上からも下からも「拒否」の嵐。
その上、家に帰えれば「ビールもう1本いい?」「駄目」、「ニュース見たいな」「ドラマ見ているから嫌」。


結局、自分の主張など何も通らないという思いが溜まってしまうと、もう主張をする気もなくなり、それと同時にやる気もなくなるのです。

 

「決断」と「やる気」「気力」

わたしたちは毎日たくさんの「決断」をしています。
例えば朝コンビニで朝食をチョイスするとき、オニギリにしようかサンドウィッチにしようか決断をし、ランチは和食か中華か決断しているのです。


もちろん仕事でも難しい決断に迫られることもあるでしょう。
このように決断することが多くなると、脳はだんだん疲弊し何も考えられなくなり、いろいろな判断もできない状態に陥ります。


肉体的な疲れは比較的自覚がありますが、精神的な疲れは自覚がありません。
そのため決断疲れによって、店員に勧められるまま高い商品を買ってしまったとしても、脳の疲弊しているとは気付かないのです。


このように決断することが多過ぎたときには「やる気も出ない」「無気力」となってしまいます。

 

食事と「やる気」「気力」

確かにお腹が空いているときには、何もやる気が出なくなりますね。
食後血液中のブドウ糖の濃度が高まり、時間とともにだんだん低下していきます。
ブドウ糖濃度が高いとやる気が出て仕事もはかどり、逆に低くなるほどやる気が出ず仕事もはかどらないと言われているのです。


コロンビア大学で10カ月を掛けた研究で、面白い報告があります。


仮釈放を検討する裁判官を調査したもので、朝食とランチの直後に多くの囚人を仮釈放したことが判明。

食後血液中のブドウ糖濃度が高い時に活発に仕事をこなし、囚人をどんどん釈放したのです。


逆に濃度が薄くなるにつれ仕事への意欲が薄れ、釈放させるという判断も鈍ってくるという結果が出ました。


このことから「無気力」「やる気が出ない」という原因の1つに血液中のブドウ糖濃度が関係していることが分かったのです。

 

「やる気が出ない」「無気力」の対策

上に挙げた原因の対策をしていくと、「やる気が出ない」「無気力」を改善することができます。


まず「拒否」について考えていきましょう。
「拒否」とは自分のやりたいことができない。
一日中たくさんの「拒否」を受けることでやる気をなくしています。


そこで自分のやりたいことをやるという行動が必要になってくるのです。
もちろん多くの「拒否」から逃れるために、やってはいけないことをやってしまう人もいます。


例えばチカンをしてしまったりと、絶対にやってはいけないことに手を掛けてしまうわけです。
もちろんこのようなことは論外ですが、例えばやりたい趣味など一日10分程度からでもOKです。


好きなものを1つ食べるなど、「やりたいこと」をやらせてあげるようにします。
それによって、だんだん「やる気」「気力」が出てきます。

 


次に「決断」が多すぎて脳が疲弊してしまった人は、できるだけ「決断」をしないようにしましょう。

決断と言っても、迫ったものでなければ問題ありません。


例えばコンビニでランチを購入するときには「決断」が必要です。
しかし前もって時間のあるときにコンビニであれとあれを買おうとチェックしておくと、それは脳の疲弊にはなりません。


そのため仕事の場合でも、決断すべきことがある程度予測できれば、大体書き出して決断を決めておきます。


そうすることだけでも、だいぶ脳を疲弊させることは減るのです。
つまり迷うようなことは、できるだけ前もって決めておきましょう。

そのために予測を上手に立てて、余裕持つことが大切なのです。

 


そして、最後に満腹の時が一番やる気が出るということもお分かりになったことでしょう。

そこで食事を抜くことはできるだけ避けること。


また糖質ダイエットなどは、やる気が出ない人や無気力が気になる人は避けるようにします。
空腹時にはアメを舐めるなど、ちょっとした工夫でやる気を戻すことができるのです。

 

まとめ

以上、「やる気」や「気力」の低下は特に中年の男性に多く見られることです。
そして原因を考えると、やはり体の疲れではなく、心の疲れが大きく影響していることができます。

心の疲れは一晩寝れば解消するというものではなく、心の疲れの原因を埋めてあげる作業がとても大切なのです。

そのため、拒否」「決断」で痛んだ心を上手に埋め直してあげましょう。