やまてつBLOG

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ストレートネックは辛い肩こりの原因だった!?

普段仕事をしたり普通に生活したりしている時に「肩がこってるな」と感じる人はいませんか?

そんな人の多くが病院に診察に行った際に最近よく告げられる言葉が「ストレートネック」です。

「ストレートネック」という言葉を初めて聞いたという人もいると思います。

なぜならこのストレートネックという症状は、最近患者が急増し始めた症状だからです。

特に若い女性を中心に多いと言われています。

確かに女性で肩こりがひどいと言っている人は多いですよね。

ではこのストレートネックとはいったいどのような症状なのでしょうか?

また肩こりとどのような関係があるのでしょうか?

ここではその2点について見ていきます。

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ストレートネックとは?

まず最初にストレートネックについて見ていきましょう。

ストレートネックとは一般的に、首の骨の配列が一直線上になっていることを指します。

ストレートネックになってしまうと先ほど挙げた肩こりの他に、頭痛、手足のしびれ、めまいなど様々な症状を引き起こします。

人によっては歯ぎしりや激しいいびき、吐き気、自律神経失調症などを引き起こしてしまうこともあります。

個人差はありますが、これらの症状が一時的なものである人もいれば、半年ごとといったように長期間にわたって発生する人もいます。

一時的な症状である人もいるため、ストレートネックという症状は一般的に発見するのが困難だと言われています。

ストレートネックになる原因

では、ストレートネックになる原因はいったい何なのでしょうか?

いくつかある原因の中で大きく取り上げられているのが、パソコンやスマートフォンの見過ぎです。

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これはネット社会である今だからこその大きな原因だと言えるでしょう。

パソコンに関連して長時間のデスクワークというのも原因として大きく取り上げられています。

スマートフォンを見る時、どうしても顔を画面に近付けようと首を下に下げてしまいがちですよね。

そのような姿勢が長時間続いてしまうと、ストレートネックになってしまうと言われています。

パソコンも長時間見ていると姿勢が悪くなり、次第に画面を覗き込む猫背姿勢の形になってしまうため、ストレートネックになってしまうのです。

首の骨は短期間で形が変わるものではないので、「長時間」という言葉がストレートネックになる重要なポイントになります。

また、先ほど若い女性に多いと書きましたが、長時間のデスクワークという面から見るとサラリーマンにも多い症状だと言えます。

ストレートネックと肩こりの関係とは?

ここで、ストレートネックと肩こりの関係について見ていきます。

頭を形成している頭蓋骨は非常に重たいと言われています。

その重い頭蓋骨を支えているのが頸椎(けいつい)という骨で、頸椎にはクッション性があります。

しかし、ストレートネックになることによってそのクッション性は失われてしまいます。

そうなってしまうと、歩くなどといった緩やかな動作でも、頭蓋骨の重みが首周りの筋肉などに加わります。

この負荷が継続的にかかってしまうと、首周りの神経や筋肉を圧迫してしまい、それが肩こりにつながってしまうのです。

ここまで見ると、ストレートネックになることが体にとってどれだけ恐ろしいか理解することができますね。

ストレートネックかどうか確認する方法

自分がストレートネックかどうかを知る確実な方法は、病院で診察を受けることです。

しかし、なかなか病院に行く時間がないという人もいると思います。

そこでここでは、自分でストレートネックかどうか確認する方法について解説していきます。

下にある項目は、ストレートネックである際に生じる自覚症状です。

自分に当てはまるものがいくつあるか数えてみてください。

①激しく肩がこる
②頭が重いと感じる
③1日8時間以上仕事などでデスクワークをしている
④鏡の前でまっすぐ立つと首が傾いている
⑤首を頻繁にならしてしまう癖がある
⑥時々腕がしびれていると感じる
⑦猫背である

当てはまったものが
・3つ以内の場合→予備軍の段階、危険性は低いと言えます。
・5つ以内の場合→ストレートネックである可能性が高いです。
・5つ以上の場合→ストレートネックだけでなく他の合併症も発症している可能性があり、とても危険です。

ストレートネックかどうか知りたいという人はチェックしてみてください。

ストレートネックを治す方法

では、ストレートネックはどうしたら治るのでしょうか?

1番重要なのは姿勢の改善です。

先にも述べたように姿勢の悪さはストレートネックになる大きな原因の1つです。

日頃から良い姿勢を意識することで改善することができます。

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姿勢を良くする以外にも、パソコンやスマートフォンの画面を見る時間を制限することや長時間見ないことも重要です。

顔を画面に近づけるのではなく画面を自分の視線の高さに合わせたり持っていったりすると、姿勢は悪くなりません。

痛みを感じるときはアイシングすることも心がけておきましょう。

また、デスクワークの多い人は、一定時間おきにストレッチすることでも改善につなげることができます。

あまりにも症状がひどい人は手術をするのも1つの方法です。

まとめ

ストレートネックは日常生活の中で発症しやすく、様々な症状を引き起こすことが分かりましたね。

しかし、日々の生活の一部を改善するだけで治ることも分かりました。

ストレートネックにならないようにするためにも、改めて自分の日々の生活を見直してみてはいかがでしょうか?

きっと今すぐでも改善できる場所がありますよ。