内臓脂肪を減らすにはシンプルに食事と運動?
忙しさのあまり、不摂生が続き、運動不足の方、おなかに膨らみが出てきていませんか?
おなかの脂肪は、一般的に内臓脂肪が原因です。
現在の生活を続けていれば、おなかは大きくなる一方かもしれません。
ですが、ちょっとした努力の積み重ねで、内臓脂肪を減らすことは、誰にでも可能です。
ここでは、内臓脂肪が増える原因、そして、内臓脂肪を減らす方法についてご紹介します。
体がリンゴ型になる脂肪
脂肪には、2種類あります。
1つは、皮下脂肪と呼ばれる脂肪で、皮膚のすぐ下にある脂肪のことです。
皮下脂肪は女性につきやすく、体に付きにくいですが、一度ついてしまうと取れにくいという特徴があります。
そして、2つ目が、今回ご紹介する内蔵脂肪です。
内臓や内臓を覆う膜に付く脂肪のことです。
内臓脂肪は、男性に多く、体に付きやすいですが、取れやすいという特徴があります。
内臓脂肪の原因
内臓脂肪が蓄積される原因は、主に2つです。
1つには、食生活の変化です。
高脂肪で高カロリーな食事内容であったり、飲酒量が多いことは大きな要因です。
または、朝食をとらない時がある、食事時間が決まっていない、夜遅くに食事をとるなど不規則な食事もあてはまります。
2つ目には、運動習慣です。
健康的な食生活でも、日々の食事で多少食事量が多かったり、食事が遅れることはあるでしょう。
ですが、運動していれば、多少の食事の乱れによる脂肪は、運動することによって改善されていきます。
なぜなら、運動は、体に蓄積された脂肪を燃焼してくれるからです。
ですが、運動習慣がないと、脂肪が蓄積されると、そのまま燃焼されないままに残ることになるのです。
内臓脂肪を減らす方法①
内臓脂肪の原因が分かれば、減らす方法はもう既にお気づきかもしれません。
内臓脂肪を減らす方法は、内臓脂肪を増やす原因を解消すればいいのです。
ですから、まず1つ目の方法は、食生活の見直しです。
具体的には、食事の内容と食事習慣の見直しです。
食事の内容は、まず消費カロリー以上にならないよう、カロリーを抑えた内容を心がけましょう。
コンビニでは、現在は、お弁当だけでなく、サラダやお惣菜など単品で売られています。
野菜、良質なたんぱく質を選んで、栄養たっぷりな食事は、体調改善にもつながります。
また、食事の習慣として、朝食を必ず食べること、夜食を控えることをお勧めします。
というのも、朝食は一日の活力になるばかりでなく、昼食や夕食での食事量を抑えてくれます。
また、夜食を食べたものはエネルギーとして体に蓄えやすいため、同じカロリーであっても太りやすい食習慣になります。
内臓脂肪を減らす方法②
そして、2つ目の内臓脂肪を減らす方法は、運動習慣を取り入れることです。
運動不足が1つの原因ですから、運動が効果的であることは明らかです。
運動の種類としては、短距離走やウェイトトレーニングなど無酸素運動でなく、エアロビクス、ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動が効果的とされています。
なぜなら、有酸素運動は、脂肪をより燃焼させてくれるからです。
また、運動する時間は、1度に長時間する必要はありません。
以前には、20分以上は最低継続したほうがいいとされていましたが、現在では、細切れの時間で運動した場合と、1度に長時間の運動した場合とでは、合計時間が同じであれば、効果は同じといわれています。
つまり、運動は、無理をして、時間を作り、負担の大きいことをする必要はないのです。
ちょっとしたすき間時間に散歩してみたり、エスカレーターでなく階段を使ってみたり、簡単なことを少しずつ続けていくことでも効果が生まれるのです。
まとめ
このように、今回は内臓脂肪の原因とその減らす方法についてご紹介しました。
内臓脂肪が気になっていても、そこで意気消沈することはありません。
生活の上で2つのことに気をつければ、誰でも内臓脂肪を減らすことができます。
すぐに効果は感じられないかもしれませんが、継続は力なりです。
努力を続けていれば、きっとスリムな体型を取り戻すことができます。