やまてつBLOG

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プロ野球の将来性について

昭和の時代のスポーツといえば、「巨人  大鵬  玉子焼き」といわれていたように、やはりプロ野球と相撲、あとは力道山が活躍していたプロレスくらいでしょうか。

 

しかも、プロ野球人気といっても、一極集中。

全国どこも巨人ファンばかり(阪神の関西以外)で、巨人と同じ関東地方に本拠地があったロッテ(現千葉ロッテマリーンズ)の川崎球場は、よくそれで運営できているなというくらい閑古鳥が鳴いていたくらい、今のように地方チームが地域密着で人気があるようなことはありませんでした。

 

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今こそサッカーJリーグも全国に人気は浸透しつつありますが、当時は今ではドル箱の日本代表戦すら国立競技場はスカスカ、一部のマニアックなサッカーファンが来るくらいで、6万人入る国立競技場を使うのは勿体ない!(同じ国立の)西が丘で充分なんて声も出ていたほどなのです。

 


今はどうでしょう。

インターネットコンテンツで世界中のスポーツがリアルタイム観戦できるようになったことは大きいですが、野球も日本だけでなく大谷翔平選手や田中将大選手などの活躍もありアメリカメジャーリーグも人気ですし、サッカーもJリーグだけでなく、ヨーロッパの超一流プレイを目にできるようになりました。

 

そしてバスケットも八村塁選手らが日本人でもNBAに挑戦できるような時代になり人気が間違いなく上がってくるでしょうし、卓球も日本でプロリーグTリーグが始まり、高い壁である中国選手を倒せるようになってきたら一気にブレイクしていくはずです。

 

このように多様化していった時代なので、昔の巨人や大鵬のように誰もが注目して好きなスポーツという流れにはならないのだと思います。

 

プロ野球も巨人人気一極集中がなくなり、テレビの地上波放送がなくなっただけで、例えば広島の街に行けばカープ一色だし、札幌や福岡でもやはり地元チーム人気は高く、プロ野球の人気低迷は感じられません。

 

昔のような誰にでも愛されるという戦略ではなく、地域密着などピンポイントなマーケティングを行うことで、今の時代どんなスポーツでも人気を得られるチャンスはあるのではないでしょうか。

 

 

そのなかで、プロ野球は今こそまだ人気はあるもののオワコンだと思ってしまいます。

例えばJリーグ。

地域密着だけでなく、タイ人選手がいるチームではタイなど東南アジアでも人気が出ていますし、鹿島アントラーズや浦和レッズなどはヨーロッパでも知名度があるほどです。

 

今の時代ネットで簡単に世界のスポーツを観られるわけですから、今の日本マイナーなプロ野球のやり方は今後限界がくると思うのです。

 

たかだかセリーグ6チーム、パリーグ6チームしかなく、交流戦はあるとはいえ、その6チームが降格もなく、毎年争い、うちなんと半分がクライマックスシリーズに進めるという面白みの無さ。

 

野球にも、BCリーグのような地方チームも存在しますし、個人的には野球が盛んな台湾も同一リーグにして、成績が悪ければ下部リーグへの降格のようなもっとスリリングな展開になるようにしていかないと野球観戦人口は減る一方だと思うのです。

 

今のままでは、日本人以外、日本のプロ野球を観たいと思うでしょうか。

野球人気が海外では低いのもあり、巨人を知っている外国人など皆無でしょう。

 

2020年の東京オリンピックでは、野球ソフトボールが復活しますが、今のままではきっとすぐに正式種目から除外されてしまうでしょう。

 

そうなってしまってから慌てるのではなく、今のうちからプロ野球の人気拡大のために改革をしていくべきだと思います。

 

きっと今のままで良いと思っているのは、張本さんのようなプロ野球絶対主義の人。

周りを見たら他のスポーツの人気がどんどん迫っていることを感じて欲しい。